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写真集「わがエチオピア人」より   娼婦ウォルカネシの出産

 

 

プロフィール

著書

監督作品

 

  

ウォルカネシらの住む長屋。住人は娼婦と子供ばかりだ。ウォルカネシとの出会いは1976年6月。長屋の外では相変わらず血腥い事件が続いていた。

長屋

   

ウォルカネシ、18歳。彼女のお腹には小さな生命が息づいていた。

ウォルカネシ18歳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めての子を産んだウォルカネシ。彼女の瞳は澄みわたっていた。

ウォルカネシ産後

夜、仕事を終えると女たちは長屋に戻ってくる。 そして再び談笑が始まる。ここは女たちが身を寄せあう共同体だ。

長屋の夜

 

 

ウォルカネシ出産

ウォルカネシが赤ん坊を産んだ。父親はいない。

娼婦たちは日がな一日コーヒーを飲みながら喋っている。

娼婦たち
・・・雨の降る中でウォルカネシは子を産んだ。
私は子を産む彼女の姿を撮らなかった。理由はあるにはあった。
彼女の容態が悪化したため、隣室には彼女の肉親が駆けつけてきていた。
出産の部屋に男が居てはならぬという禁忌があった。
肉親たちの前で、そして私の内部の罪悪感を越えてウォルカネシの出産シーンを撮れるほど
には、私はカメラを信ずることは出来なかった。
隣室で生まれた子供の第一声が発せられた時、私は挫折感に耐えているだけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ウォルカネシ母子  ウォルカネシ母子